平成25年式の日産ノート(E12)。
通勤途中の渋滞の中で追突されて、リア回りを破損。
当然ながら100%相手方の過失となり、保険修理となりました。
一見すると大したことがなさそうにも見えましたが、リヤバンパーを外してみると、バックパネルが大きく歪んでいることがわかります。
低速で衝突したそうですが、それなりの衝撃の大きさがうかがえます。
修理の手順は以下のとおりです。
通常は、スポット溶接の箇所を剥がしてバックパネルを取り外すのですが、この車両は過去にも追突事故に遭ったことがあり、バックパネルの交換は二度目となるようで、新車のスポット溶接と異なり、剥がすのがかなり困難でした。
バックパネルを仮付けしたら、新品のバックドアとテールランプを仮組して、フィッティング作業を行います。
この段階で、バックドアの閉まり具合や左右のチリを調整します。
フィッティングが終わったら、バックパネルを溶接し、各部をシーリングした後に塗装。
新品のバックドアも塗装します。
新品のバンパー、バックドア、テールランプなどを組付け、リアガラス、ワイパー、ナンバー、トリムなどを組み替えて、新しいエンブレムを張り付けて完成です。