平成16年式、走行距離21.2万kmのレガシーアウトバック(BP9)。
タイミングベルト交換と、ATF交換のご依頼をいただきました。
まずは、タイミングベルトの交換からです。
どちらの作業を先に行っても良いのですが、なぜこちらを先に行うかというと、ATF交換の途中で万が一、タイミングベルトが切れたら困るからです。
そんなことが起こる確率は極めて低いですが、可能性が0でない限り、安全な方を選ぶのが正しい姿勢と思っています。(単なるビビりかも…?)

レガシーなどスバルの水平対向は、ラジエターを外すと作業スペースを広くとることができるし、エンジンマウントを外さずリフトの上げ下げも自由なので、作業がやりやすくて個人的には好きです。

補器ベルトとカバーを外すと、古いタイミングベルトが見えてきます。


ウォーターポンプやクランクのオイルシールなどを交換後、新しいタイミングベルトをセットし、外した部品を組付けてタイミングベルト交換作業完了です。

アイドラベアリング、オートテンショナーなどに加え、ラジエターホース、サーモスタッド、補器ベルトおよびプーリーなども交換したので、交換部品多数となりました。
続いて、ATFの交換です。



最初に抜けてきたATFは、かなり黒く汚れています。

14Lの交換で、ミッション内部のATFに新油と近い透明度が見られるようになりました。
このくらいキレイになるとかなり気持ち良いですね。

最後に、ATFフィルターも新しいものと交換して、ATFの量を調整して作業終了です。