平成22年式、7.9万km走行のステップワゴン(RK1)。
車検でご入庫いただきました。
フロントブレーキの分解点検を行った際に、キャリパーのピストンブーツに大きな破れが見つかったので、キャリパーのオーバーホールを行うこととしました。
ピストンを抜き取ると、中から不思議な色の液体が出てきました。
ブレーキフルードとピストンの隙間から浸入した雨水とが混じって、乳化したものと思われます。
弊社に入庫したのは初めてのお車ですが、かなり前からブーツが破れていたのかもしれません。
ピストン、シリンダー、スライドピンなどをキレイに清掃し、
新しいゴム類を取り付け、ピストンを挿入してオーバーホール完了です。
追加で、エンジン、ミッションのマウント交換もご依頼いただきました。
エンジン右側のサイドマウンティングAssyを外した状態です。
交換したマウントは、以下のとおりです。
マウント類をすべて交換したので、エンジンの振動が抑えられ、運転時の快適性が向上しました。