平成16年式、15万km走行のホンダモビリオ(GB2)。
アイドリング中にエンジンが停止し再始動できなくなったために、レッカー搬送されてきました。
症状としてはバッテリーが上がってスターターモーターが回らない状態ですが、さっきまで動いていたエンジンが止まってスターターが回らないということは、ちゃんと充電がされていないものと考えられます。
というわけで、とりあえずジャンピングでエンジンを始動して、オシロスコープでオルタネーターのリップル波形を確認してみました。
これはもう典型的なオルタネーター不良の波形で、その形から判断すると、ダイオードが1個断線しているものと思われます。
さっそくリビルトのオルタネーターを手配して交換することとしました。
また、お客様の要望で、ついでにスターターモーターも交換することになりました。
オルタネーター交換後のリップル波形を確認すると、正常な波形が見られました。
バッテリーはまだ新しいものだったので、今回は充電して使用することとしました。