平成21年式、8.8万km走行のヴェルファイア(GGH20)。
トルコン太郎でATF交換です。
まず、ATFのドレンプラグとオーバーフローチューブを取り外して、オイルパン内のATFを抜き取ります。
トヨタの場合、抜き取り用のドレンプラグと量調整用のオーバーフロープラグが別々に設けられている車種と、抜き取りと量調整を同じプラグで行う車種がありますが、この車は後者のタイプです。
オイルパン内のATFを抜き取ったら、オイルパンを取り外して清掃するとともに、ストレーナーを交換します。
オイルパンを元通りに取り付けたら、抜けた分のフルードを補充した後、ATFクーラーラインにバイパスホースを接続して、ATFの圧送交換を行います。
今回は、ワコーズATFセーフティスペックを13L使用して交換しました。
交換後のクリーナーモニターのATFは、新油同様の透明度とはいきませんが、最初に抜き取ったATF(ビーカー)と比較するとかなり赤味と透明度が増していることがわかるかと思います。
最後に、油温検出モードで油温を調整しながら、オーバーフローチューブから余分なATFを抜き取って量調整します。
抜き取られたATFは、かなり透明度が高いことがわかると思います。