平成13年式、5.9万km走行のスズキ キャリィトラック。
クラッチが滑り気味とのことで、クラッチオーバーホールです。
まずは、ミッションオイルを抜き、プロペラシャフトなどを外して、トランスミッションを降ろします。
4WDなので少し重いですが、しょせんは軽なので、ミッションジャッキなど使わず大人二人で抱えて降ろすことができます。
ミッションを下ろすと、クラッチカバーが見えてきます。
ミッションケース内はクラッチのダストでかなり汚れています。
かなり摩耗しているクラッチディスクのみでなく、クラッチカバー、レリーズベアリングを加えた3点セットで交換するのが、クラッチオーバーホールの基本です。
さらに、フライホイール側のパイロットベアリングも交換して、クラッチディスクのセンター出しをしながらクラッチカバーを組み付けます。。
トランスミッションを組み付け、プロペラシャフトなどを元通りに組み付け、ミッションオイルを注入したら作業完了です。
ミッションを組み付ける前に、ミッションリアのオイルシールも交換してあります。