平成22年式、8.3万km走行のステップワゴン(RK1)。
発進時にアクセルを踏み込むと、エンジンの回転数が下がってエンストしそうになるという症状でご入庫いただきました。
このような症状は、たいてい吸気系の不具合で、二次エアを吸っている可能性が高いです。
さっそく点検してみると、エアクリーナーからスロットルバルブの間のダクトにパックリと亀裂ができています。
急激にアクセルを踏み込むと、この部分から二次エアが吸い込まれます。ここはエアフロメーターの後なので、エアフロメーターが感知した吸入空気量よりも実際にエンジンに吸い込まれる空気量が多くなり、相対的に燃料が不足して失火してしまうものと推察されます。
インテークダクトを交換すると、症状はすっかり改善されました。