整備事例

ノート リアまわり修理

平成25年式の日産ノート(E12)。
通勤途中の渋滞の中で追突されて、リア回りを破損。
当然ながら100%相手方の過失となり、保険修理となりました。

リア損傷状況
バックドアの凹み
バンパーずれ
バンパー外れ
テールランプ割れ
テールランプの割れ
バックパネルの歪
バックパネルの歪み

一見すると大したことがなさそうにも見えましたが、リヤバンパーを外してみると、バックパネルが大きく歪んでいることがわかります。
低速で衝突したそうですが、それなりの衝撃の大きさがうかがえます。

修理の手順は以下のとおりです。

バックパネル剥がし
バックパネル取り外し

通常は、スポット溶接の箇所を剥がしてバックパネルを取り外すのですが、この車両は過去にも追突事故に遭ったことがあり、バックパネルの交換は二度目となるようで、新車のスポット溶接と異なり、剥がすのがかなり困難でした。

フィッティング
フィッティング作業

バックパネルを仮付けしたら、新品のバックドアとテールランプを仮組して、フィッティング作業を行います。
この段階で、バックドアの閉まり具合や左右のチリを調整します。

バックパネルの塗装
バックパネルの塗装
バックドアの塗装
バックドアの塗装

フィッティングが終わったら、バックパネルを溶接し、各部をシーリングした後に塗装。
新品のバックドアも塗装します。

完成
修理完了

新品のバンパー、バックドア、テールランプなどを組付け、リアガラス、ワイパー、ナンバー、トリムなどを組み替えて、新しいエンブレムを張り付けて完成です。

ルークス トルコン太郎でCVTF交換

走行距離7.3万km、平成22年式のルークス(ML21S)。
トルコン太郎で、CVTF交換です。
オイルパン脱着・清掃と、ストレーナーの脱着・清掃も併せて行いました。

CVTF抜き取り
まずはCVTFを抜き取ります
オイルパン取り外し
オイルパン取り外し

オイルパンを取り外すと、ストレーナーとバルブボディが見えてきます。
取り外したオイルパンは、さほど汚れておらず、マグネット周りの鉄粉もさほど付着していませんでした。
ストレーナーは全体が黒く汚れており、できれば新品に交換したいところだったのですが、単体での部品設定がないため、今回は、脱着して清掃することに。

ストレーナー清掃後
ストレーナー清掃後
オイルパン清掃後
オイルパン清掃後

清掃済みのオイルパンを取り付け、最初に抜き取った分のCVTFを補充したら、クーラーラインにトルコン太郎を接続し、CVTFの圧送交換を行います。

CVTF圧送交換
CVTF圧送交換
CVTF圧送交換
クリーナーモニター
クリーナーモニター

圧送交換後のCVTFは、新油同様とまではいかないものの、かなり透明度が高い状態までキレイになりました。

CVT油温調整
CVT油音調整

最後にCVT油温を調整し、油量を調整して完了です。

レクサスLS460 バンパー修理

平成25年式レクサスLS460のリヤバンパー修理です。

リアバンパー損傷状態
リヤバンパーカバーを擦って、ロアパーツが外れかけています
リアバンパー損傷状態
外すと傷の状態がよくわかります

新品バンパーの値段にもよりますが、この程度の傷であれば、新品に交換するよりも修理の方がはるかに安上がりですし、仕上がりも全く問題ありません。

リアバンパー修理
ロアパーツ修理
バンパーカバーとロアパーツを修理
バンパーカバー塗装
バンパーカバー塗装
ロアパーツ塗装
ロアパーツ塗装

塗装後に組み付けて、車両に取り付けたら完成です。
完成写真撮り忘れました…(汗

レガシィアウトバック トルコン太郎でATF交換

走行距離12.6万km、平成18年式のレガシィアウトバック(BP9)。
トルコン太郎でATF交換を行いました。

ATF圧送交換
ATF圧送交換
クーラーラインからの圧送交換です
ATFクリーナーモニター
クリーナーモニター

15Lの交換で、新油に近い透明度となりました。
このくらいキレイになるととても気持ちが良いですが、ここまでキレイにならなくても性能てきには全く問題ないと思います。

ATFフィルター
ATFフィルター

ATFフィルターも交換しました。
スバルの車は、このようにATFフィルターが外付けになっている車両が多いので、他メーカーのようにオイルパンを外してストレーナーを交換する手間がかからないのが良いですね。
もちろん、オイルパンを外して中をキレイに清掃した方がより良いのでしょうが、それをしないことで不具合が生じたというケースは見たことがありません。

エア抜き作業
ATエア抜き

この車両は、ATFを交換した際にエア抜き作業が必要となります。
圧送交換なのでエア抜きの必要はないかもしれませんが、念のために実施しました。

AT油温調整
AT油温調整

最後に、AT油温調整をして、油量調整をしたら完了です。

クラウン 内装交換など

平成18年式のクラウン(GRS180)。
助手席に置いてあった炭酸飲料が破裂して、室内が全体的に汚損。
炭酸飲料が破裂したのは、台風の翌朝の晴れ上がった時間帯だったので、気圧が下がったところに炭酸飲料の缶が温められて圧力が上がって破裂したものと推察されます。

ダッシュボード
ダッシュボードに飲料がべったり
ウィンドウ
ウィンドウガラスもベトベト

見た目ではわからないようなところも、触ってみるとベトベトするところが多く、各種のスイッチ類や電装品の隙間にも飲料が入り込んでいる可能性があります。

というわけで、車両保険を使って徹底的にリフレッシュすることとなりました。

インストルメントパネル取り外し
インストルメントパネル
インストルメントパネルは取り外して新品に交換
前後のシート取り外し
前後のシートを取り外し
カーペット取り外し
カーペット取り外し
カーペットも取り外してクリーニング
ヘッドライニング取り外し
ヘッドライニング
ヘッドライニングも取り外して新品に交換
ナビその他
各種スイッチ類
ナビや各種スイッチ類も可能な限り交換

こうして、内装はまるで新車のように生まれ変わったのですが、残念ながら完成写真を撮り忘れてしまいました…(汗

ちなみに、今回の事件の犯人はコイツでした↓

ドクターペッパー