ポルシェケイマン 冷却水漏れ修理
高速道路走行中に冷却水の警告灯が点灯し、車両下から冷却水が漏れていたことが確認されため、レッカー搬送されてきたポルシェケイマン。
さっそくリフトアップして、冷却水漏れの箇所を特定します。
冷却水を入れると、エンジンをかけなくても車両下からダダ洩れ状態になるので、すぐに特定できました。
ミッションクーラーに送る冷却水の圧力を調整するディスクバルブというパーツが、パックリと口を開けていました。
さっそく新しい部品を取り寄せて交換しました。
加圧テストで冷却系統に漏れがないことを確認した後、LLCを補充して作業完了。
サニートラック 車検時にハブベアリング交換など
平成5年式のサニートラック(GB122)。
車検時にお客様のご依頼で、前後のハブベアリング交換を行いました。
リジットアクスルから、ドラムブレーキのバックプレートごとドライブシャフトを抜き取ります。
バックプレートを外したついでに、ホイールシリンダのオーバーホールを行います。
古いベアリングカラーとハブベアリングを取り外し(というか、たたき割って)、新しいハブベアリングとベアリングカラーを圧入します。
ハブパッキンも新しいものに交換します。
当然、ハブオイルシールも新しいものに交換します。
フロントも、インナー、アウターのハブベアリングとオイルシールを新品に交換。
さらに、フロントローターの研磨も行った後、組み付けました。
ノート 右フロント側面修理
自損事故で、フロントバンパー右側、右フロントフェンダー、右ドアミラーを損傷した平成17年式ニッサンノート(E11)。
損傷の激しい右フロントフェンダーと右ドアミラーは交換、フロントバンパーは修理にて対応することとなりました。
3コートパールなので、右フロントフェンダーに隣接する右フロントドア、ボンネットフードにもボカシ塗装を施します。
各パーツを取り付けて作業完了です。
セフィーロ 後部大破修理
左後方から追突されて大破した平成8年式のセフィーロ(PA32)。
相手方の過失100%であるため相手方の保険で支払われるのですが、年式が古いために車両の時価額があまり高くありません。幸い相手方の保険に対物超過特約が付加されていたものの、それでも、保険で支払われる修理費の上限は百万円にも遠く及びません。
当初はディーラーの鈑金工場に入庫していたのですが、修理代金の見積もりとして百数十万円が提示されたそうです。その場合、差額の自己負担分が数十万円に及んでしまいます。
何とか保険の範囲内で修理してもらえないかとのご依頼をいただき、弊社で車両を引き取ってきました。
左リアフェンダーが大きく凹み、ボディの後全体が右側に振られています。
そのため、左リヤドアはまともに閉まらない状態になっています。
左リアフェンダー、ホイールハウス、バックパネル、フロアパンの損傷が特に激しく、このあたりはパネル交換が望ましいのですが、車両が古いため、新品パネルが供給されない部分も多くあります。
仕方がないので、左リアフェンダー、左サイドフロア、バックパネルのみを新品交換とし、その他のボディパネルとトランクパネルは鈑金で修理することとしました。
フレーム修正機に固定したら、パネルを剥がす前に、まずボディの大きな歪みをざっくりと修正しておきます。
左リアフェンダー、左サイドフロアー、バックパネルを剥がしたら、ホイールハウス、フロアパン、サイドメンバー等の鈑金を行いながら、メンバーにリーンホースメント(中古)を仮付けし、キッチリとセンター出しを行います。
各パネルの鈑金が終わったら、左リアフェンダー、左サイドフロアー、バックパネルを取り付けて、塗装作業に入ります。
ボディの塗装が完了したら、左リアドア、リアガラス、トランクリッド、テールランプ、リアバンパーなどを組み付けていきます。
テールランプ、リアバンパーは中古品で、リアバンパーは再塗装しました。
修理代金は何とか予算内に収まり、お客様にも喜んでいただけました。
グロリア トルコン太郎でATF交換
走行距離7.2万km、平成7年式のグロリア(HBY33)のATF交換です。
オイルパンの脱着清掃とATFストレーナーの交換も行いました。
オイルパンのマグネットには鉄粉が付着していますが、先日のテラノに比べると少なく感じます。
ストレーナーを新品に交換し、清掃したオイルパンを取り付けたら、トルコン太郎でATF交換です。
クーラーラインからの圧送交換で、総交換量は15リットルです。
クリーナーモニターのATFに、新油に近い透明度が見られますので、ATFはかなりキレイになりました。